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中村 梧郎(なかむら ごろう)



  • 1940年生まれ、長野県出身、フォトジャーナリスト。 1970年以降ベトナム戦争を取材、戦後も30年あまりにわたって枯葉剤の悲劇を記録し続けてきた。 取材対象はベトナムにとどまることなく、様々な疾病に苦しむアメリカや韓国のベトナム帰還兵ら にも拡げている。

  • 1999年以降、岐阜大学地域科学部教授としてメディア論・環境文化論を担当した。2004年、停年退官。

  • 1983年の著書「母は枯葉剤を浴びた」(新潮文庫)は20年間に27万部あまりを出し、2005年以降は同名の改定新版を、岩波現代文庫で刊行している。写真集「戦場の枯葉剤」も岩波書店から出版。

  • 1983年にはユージン・スミス賞(USA)に、最後の受賞候補10人の一人としてノミネートされ、同年ニコンサロンでの年間最優秀作品賞としての「伊奈信男賞」を受賞した。1995年には日本ジャーナリスト会議特別賞、2005年には第一回日本科学技術ジャーナリスト賞を受賞している。

  • 最近の写真展は2005年にニコンサロン銀座と大阪ニコンで行なった「枯葉剤の30年」展。また、2006年と2007年には日本の支援者の支えを得て、ニューヨークのジョン・ジェイ大学(NY市立大学)で個展“ORANGE”を開催した。枯葉剤写真展はこれまで韓国やベトナムでも行ない、ホーチミン市戦争博物館では全作品が常設展示となっているが、米国では初公開。2007年6月半ばまで展示した後はテネシーやノースカロライナなどへの巡回移動展となる。

  • 現在、敬愛大学・環境情報研究所客員研究員、日本ジャーナリスト会議JCJ賞選考委員、現代写真研究所副所長、日本写真家協会会員。

受賞




1976年:第1回公募展「視点」大賞受賞(審査委員長土門拳)
1979年:日本ジャーナリスト会議(JCJ)奨励賞(カンボジア報道に対して)
1983年:ユージン・スミス賞(1983,USA)にノミネート。最終候補(10人)の一人に
1983年:ニコン第8回伊奈信男賞(1983年度賞)(写真展Agent Orange に対して)
1996年:日本ジャーナリスト会議特別賞(岩波書店「戦場の枯葉剤」に)(平成8年)
2003年:ベトナム政府より情報文化功労賞授与(枯葉剤問題の報道に対し)
2006年:第1回日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)賞受賞(30年にわたる枯葉剤問題の取材と
     その科学的報道に対して)
※下写真左手前が中村
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主な写真展




1975年
1983年
1983年



1985年
1993年
1995年
1996年
1998年
2000年
2002年
2004年
2005年
2006年
2007年

2008年

「ベトナム解放」東京・新宿ニコン・ギャラリー
「枯葉剤・エージェント・オレンジ」東京・銀座・ニコン・ギャラリー
「Agent Orange: 恐るべき過誤の証明」4人の写真家による合同展、フィリップ・ジョーンズ・グリフィス(MAGNUM) /ウェンディ・ワトリス(米・LIFE)、マイク・ゴールドウォーター(英国)、中村梧郎(日本)2月~3月、 テキサス・ヒューストン写真センター常設ギャラリーで(全米写真家協会ビルがヒューストンに完成したのを記念する こけら落としの写真展として)
「残影のインドシナ」東京・新宿ニコン・ギャラリー
「枯葉剤の悲劇」韓国、ソウル地下メトロ展示場
「刻印のベトナム」コニカプラザ企画展。東京、大阪、札幌
「戦場の枯葉剤」京都・立命館大学、国際平和ミュージアム
「環境百禍」展 東京都・板橋区主催
「Agent Orange in the Vietnam War」12~1月ベトナム、ハノイ、ホーチミン
「環境百禍」展 岐阜市・未来会館
「ベトナム戦争30年」石川文洋との二人展、岐阜市文化センター
「30年目の枯葉剤」東京銀座、大阪ニコン・ギャラリー
「Silent Spring-エージェント・オレンジ」ニューヨーク、ジョンジェイ大学
「ORANGE」2月~6月、ニューヨーク、ジョンジェイ大学(CUNY)、プレジデンツ・ギャラリー、(同展は5~6月のMAGNUM Festivalに参加)
「AGENT ORANGE IN THE VIETNAM WAR 33年目の枯葉剤」6月28日(土)~7月26日(土)、JICA(ジャイカ)横浜1Fホールにて開催予定




イベント ※<主なイヴェント・ダイジェスト。追加予定が出次第、加えてゆきます>


■3月24日(土) : 大塚の文学同盟で特別講座「ベトナム戦争とフォト・ジャーナリスト」
■4月17日(火) : 東京都北教組教研集会で講演,15時半~「戦争、そしてダイオキシン」
■5月03日(木) : ニューヨークでのパネルディスカッション:中村の写真展を開催中の、 John Jay College において、戦争と枯葉剤・化学兵器に関する討論会が開かれる。 このJohn Jay College of Criminal Justice は犯罪学に関する専門の法科大学。 中村への参加要請が来たが、旅費は出ないというので欠席。
■5月07日(月) : 「新老人の会」(日野原重明会長)で講演、13時半~「枯葉剤の30年」平河町砂防会館
■5月21日(月) :
NBSの制作番組が今年度日本民間放送連盟賞のテレビ報道番組で優秀賞を受賞しました。

■番組名
NBS月曜スペシャル 枯れ葉剤被害は終わらない
 ~報道写真家・中村梧郎の30年~

■番組概要
 長野県岡谷市出身の報道カメラマン・中村梧郎さん(66)は、ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤被害の実態を30年にわたって追い続けている。 ベトナム戦争で、米国は10年間にわたって枯れ葉作戦を展開。大量の枯れ葉剤をベトナム全土に散布し、広大なジャングルや田畑を枯らした。
 被害は環境破壊だけにとどまらなかった。 枯れ葉剤に含まれていた猛毒の化学物質、ダイオキシンの影響とみられる人体被害が広範囲に発生した。 ベトナムの兵士、民衆はもとより、米韓の兵士たちも皮膚炎やガンなど、さまざまな病気を発症した。 さらにダイオキシン汚染は親から子、子から孫へと継承される可能性がある。 ベトナムでは今なお結合双生児など先天性の障害を持った子どもが生まれている。
 番組では、中村さんが長年取材してきたベトさん、ドクさんをはじめとするベトナム被害者の現状を取材。 また、今年2月からニューヨークで開かれた中村さんの写真展にも同行し、中村さんの活動と今も残る戦争の傷跡をさぐった。

 NBS長野放送・月曜スペシャルで中村の活動をベトナムと米国で追ったドキュメント「枯葉剤被害は終わらない」放映。19時~20時。約1時間。
■6月16日(土) : ニューヨーク展終了、9月のバーモント大学での写真展に向けて発送。
■7月15日(日) : Days Japan展in名古屋講演
■8月19日(日)~26日(日) :
東京芸術座アトリエ公演「母は枯葉剤を浴びた」原作/中村梧郎、構成/井上鉄男、演出/稲垣純。

※物語でなく、ドキュメンタリーを舞台化しようという東京芸術座のチャレンジ作品。 練られたシナリオと背景に浮き出る写真とのコラボレーション。その相乗効果がいかなる感動につながるのか。

「私はもちろん
もしかしてわたしたちは
過去の戦争でも
これから起こるかもしれない戦争でも
戦争の本当の恐ろしさを
知らないですんでしまうのかもしれない
作者中村梧郎氏がベトナムでアメリカで見てきた
戦争の真実は
わたしたちの度肝を抜いてしまった!
わたしたちはこの平和な日本の
平穏無事な日常生活の中に
戦争の本当の恐ろしさが隠されたまま
過ぎ去ってしまったとしたら・・・
(構成・井上鉄夫)」

西部新宿線上井草下車。TEL03-3997-4341

■9月2日(日) : 9月2日(日)から東京で始まる国際ダイオキシン学会(DIOXIN 2007)に参加、口頭発表

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